春を待つ2024年01月21日

大寒を迎え恐れおののいている。しかしお向かいには梅が咲いていた。我が裏庭には紫陽花が冬芽を整え春を待つ準備が完了している。
情報だけで右往左往してはならない。
なるようになるが母の口癖だった。

   紅ほのか吾1番と梅開く

  ゴミまみれそれでも冬芽はつんと立つ
 

四国遍路満願2023年06月29日

Uターン後、のらくろ四国遍路を始めた。3年もあれば終わるとの甘い考えをよそに6年かかった。最初は順調だったが次第に腰が重くなった。
最後の室戸は何回計画し取りやめたは忘れた。

雨空をR55から上ること30分で最御崎寺へついた。質素な寺である。室戸の3ヶ寺は金剛頂寺、津照寺と逆に廻ってきた。

自転車で巡っているとその地の様子がよくわかる。津照寺のあるところが昔からの集落で家並みの多く、商店街もそれなりにある。紀貫之の船泊地の1つがここにあった。


   古の泊りに響く夏怒濤


のらくろ遍路も満願となり、高野山へ登ってみたくなった。

神峯寺遍路2023年06月03日

台風2号にせかされて室戸遍路の第一弾神峯寺へ行った。駅着12:50。駅発15:20、神峯寺滞在5分という神風遍路であった。
土佐は何度も訪れているが、太平洋の荒波を実感したのは初めてである。
   土佐の浜太平洋の夏の波

沿線の至る所に避難塔があり、豊かでない県が更に大変と思った。
  夏怒濤車窓に続く避難塔

ビールハウスは健在で、公道を耕運機が悠々と走っているのも高知らしいと思った。


神峯寺の途中には夏萩が紅い花を付け鮮やかであった。マムシ注意の遍路道をおっかなびっくり上っていった。滞在わずか5分、右膝の痛みを物ともせず?
無事帰り着いた。それから2日間は腿筋肉の痛みに悩まされた。


よる年波に2023年02月21日

今年7月に後期高齢者を迎えるに当たって、早速免許センターから早期の講習のお勧めがあった。返納するか迷っているところである。

先日、小学5、6年生と発明の会を持った。彼らの発想の柔軟さをうらやましく思った。それよりも送られてきたその際の写真を見て愕然とした。
人よりも運動をし活発に動いて居たつもりだが、そこには紛れもなく老人が写っていた。背広は着ているが頭の禿げた少し背の曲がった人物であった。

免許返納は仕方ないか。。。。。


本島再訪2023年02月13日

20代の工場勤めしていた頃島には会社の保養寮があり同僚と遊びにいった思い出がある。半世紀前の話である。島が江戸時代栄えていたことなど知らなかったが、私も島も活気があった。
再訪して驚いたのは、人家も少なく活気がなくきなっていることだ。昔の歴史をネタに観光業に力を入れるには理解ができるが寂しかった。島で立派なのは天理教の教会だけだ。これは異様に見えた。
再訪して写真に撮る気がしたのは、高速船、瀬戸大橋、島番所後の蠟梅である。

  船足の時の流れや春浅し